

昆虫食取締の4つの新法令
明確なラベル表示と、
昆虫・ミールを含む製品は、別に陳列する専用棚を設けるなど、
先週、イタリアにて、昆虫食に関する新たな4つの法令が発表された。
昆虫食、80万人にアレルギーや疾患の注意喚起 避ける必要がある人とは
・フランチェスコ・ロロブリジーダ農相、「ラベルにコオロギ粉の量を表示すること、アレルギーのリスクはどうなるのか、まだ検査が必要だ。」
・例えば、病気を避けるために1,000万匹ものコオロギを一斉に飼育し、抗生物質などを使用した場合、それが人間にどのような影響を与えるかを理解する必要がある。
・「政府は、昆虫を含む製品に明確でわかりやすいラベルを付けることによって、知らないうちに昆虫を食べることなどがないようにする。」
・イタリアアレルギー・喘息・臨床免疫学会(Siaaic)の会長Mario Di Gioacchino氏によると、「節足動物食、特にコオロギ食に反応した多数のケースがすでに科学文献で報告されている。」
「これらの人の多くは、食物や動物、他の物質にすでにアレルギーを持っており、ほとんどの場合、甲殻類に対するアレルギーが知られており、コオロギ食を摂取した後、アレルギー反応を示した。」
「甲殻類やダニにアレルギーのある人がコオロギ食を摂取するとアナフィラキシーを起こす危険性があることは一般に知られておらず、本人昆虫食を避ける必要性を認識していない。昆虫食がタンパク源として世界中で普及するにつれ、医師はこのリスクについて患者を教育する必要がある。」とのこと。
・Cordiletti(全国生産者協会)は、「バールやレストランのメニューでも、昆虫が含まれている可能性があることを常に表示することが重要だ。」と述べた。
・例えば、病気を避けるために1,000万匹ものコオロギを一斉に飼育し、抗生物質などを使用した場合、それが人間にどのような影響を与えるかを理解する必要がある。
・「政府は、昆虫を含む製品に明確でわかりやすいラベルを付けることによって、知らないうちに昆虫を食べることなどがないようにする。」
・イタリアアレルギー・喘息・臨床免疫学会(Siaaic)の会長Mario Di Gioacchino氏によると、「節足動物食、特にコオロギ食に反応した多数のケースがすでに科学文献で報告されている。」
「これらの人の多くは、食物や動物、他の物質にすでにアレルギーを持っており、ほとんどの場合、甲殻類に対するアレルギーが知られており、コオロギ食を摂取した後、アレルギー反応を示した。」
「甲殻類やダニにアレルギーのある人がコオロギ食を摂取するとアナフィラキシーを起こす危険性があることは一般に知られておらず、本人昆虫食を避ける必要性を認識していない。昆虫食がタンパク源として世界中で普及するにつれ、医師はこのリスクについて患者を教育する必要がある。」とのこと。
・Cordiletti(全国生産者協会)は、「バールやレストランのメニューでも、昆虫が含まれている可能性があることを常に表示することが重要だ。」と述べた。
イタリア料理を世界遺産登録へ
マンマの数だけ料理がある
イタリア料理とは、ローカル料理を集めた総称
などと言われる
多様性に富んだ、イタリア料理。
実際、5km離れるだけで、
異なる郷土料理が存在することもある。
2021年に始まった、イタリア料理、世界遺産登録へ立候補プロジェクト。
イタリア料理と関係した、ユネスコ無形文化遺産・世界遺産は、これまでにも存在し、
2013年、イタリア・モロッコ・スペイン・ポルトガル・ギリシャ・キプロス・クロアチア各国の無形文化遺産として登録された、地中海ダイエット(地中海食)、
2014年、「パンテッレリーア村伝統的農事、ヴィーテ・アド・アルベレッロ(ブドウ栽培)」、
2017年、「ナポリのピッツァ職人技」
世界遺産では、
2014年、ピエモンテのワイン栽培生産景色:ランゲ・ロエーロとモンフェッラート、
2019年、コネリアーノとヴァルドッビアーデネのプロセッコ栽培丘陵群、
がある。
こういった背景から、
Cordirettiのプランティー二会長は、昆虫食について、次のように述べている。
「イタリア料理は攻撃を受けている。イタリア料理の世界遺産登録は、領土、地域農業、伝統、文化とは、全く関係のない昆虫と合成食品に基づいた、グローバル食生活を押し付けようとする人たちの答えであり、世界遺産への登録は、合成食品、昆虫由来食品承認からの保護である。」
都会は異なるが、
日本のように小規模な町でも、様々な異国料理が楽しめるわけではなく、
小さな村では、若者も、
料理に対して保守的な人が多い。
イタリア料理、イタリア郷土料理は、美味しいものばかりなので、
あえて、冒険しようとはしない、その気持ちもよく理解できる。
盛んになってきている、
イタリアの伝統野菜、伝統小麦の保護活動。
そういったことも含めて、
イタリア料理が
和食と並んで、世界遺産となる日も遠くないのかもしれない。
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