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👀パンデミック・時事問題

ワクチンパスポートに思う、体外そして体内を監視する社会

昨日のつづき。。。

”嘘”も繰り返えして言えば、真実になる

大衆は小さな嘘より大きな嘘の犠牲になりやすい。とりわけそれが何度も繰り返されたならば
アドルフ・ヒトラー


これまで、政府は、

”接種は、個人だけの問題ではない。全体のために接種を!”

という言葉を使って、連日、接種を推し進めてきた。

接種の目的は、”重症化を防ぐ”という、個人の健康を守るためのものであり、 

未接種者、接種完了者にかかわらず、感染すれば、他人に感染させうる可能性がある限り

”集団のために必要不可欠”というのは、矛盾している。

ワクチン接種による重症化リスク予防は、
変異株に対しても、90%以上の有効性があると報告されている。

一方、変異株においては、ブレイクスルー感染も増えており、
多くの専門家が述べるように、ワクチンによる感染予防は完璧ではない。

接種完了者も感染することがある”、

と言及されることはあっても、

接種完了者も感染させる事がある

とは、主流メディアでは誰一人、口にしない。


今月アメリカのメディアに、こんな記事があった。

接種完了者である両親だけで、ラスベガスへ旅行した際(マスクは着用しなかったのこと)、
Covidに感染し、その後戻った自宅で、
ワクチン接種していないに子ども(ワクチン接種対象外の年齢)に感染させた。

接種が義務化されれば、接種対象外の子どもを危険に追いやる可能性があるかもしれない、
と懸念を示していたイタリア人医師の言葉を思い出したけれど、そのような状況にならないことを願う。



そんな中、
国を背負う者とは思えない、先日のドラギ首相の発言。

接種に反対を求めることは、死を求めることであり、
接種を受けないと、病気になり、死ぬ、そして誰かを殺す。


早期治療で死者が出ていない、という在宅治療グループによる実績データーがこれほどまで揃ってるにも関わらず、

”病気発症” と ”死ぬ”と言う言葉の間にある、
16ヶ月間にわたり、ボランティア医師、看護師他によって、入院、重症化を全力で堰き止めてきた、
”早期治療”と言う言葉を完全に無視、抹消し、

接種をしないと死ぬと言う、あまりにも低俗な極論に、この人の人格を疑ってしまった。


接種するしないという、国民の分断を、先頭に立って推し進めているのは、
政府である。

イタリアでも、
その人が、どんなに社会貢献していても、
どんな偉業を成し遂げていても、
全ての人間を、ただ接種したかしていないかだけで振り分け、

接種していなければ、あるいは懸念を示せば、まるで非国民、犯罪者であるかのように、メディアが報道する。

そして未接種者が感染源と、毎日毎日TVが繰り返せば、
それが、民衆に、”真実”としてインプットされる。

それはヒトラーが行ったものと、全く同じ策略であり、
医療独裁へと突き進むイタリアの姿に、恐ろしさを感じる。


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ワクチンパスだけでは不十分、パス所持者も陰性証明書を
昨日の記事で紹介した、

ファイザーワクチン有効性39%に & 自然獲得抗体の方がより強い? イスラエルより新たな報告
今年7月初めに、オランダで2万人のワクチンパスポートと陰性証明書を持つ観客だけで行われた、Verknipt野外フェスティバルがあったが、そこで、1000人感染するクラスターが発生した。

ワクチンパスポート・陰性証明書所持者のみが参加したオランダのイベントで起こった
1000人規模(他のパス所持者イベントも合わせると、感染者数は1600人)の感染を受け、

オランダでは、ワクチン接種者であっても、今後イベント参加の際には、陰性証明書を求める専門家の声が上がっている。


少し話が逸れるが、7月21日、Forbesに、

”ビル・ゲイツ、コンソーシアムを介しジョージ・ソロスと、英国に本拠を置くCOVID検査会社を買収”
という見出しが上がっていた。
(このMologicという会社は、2016年ゲイツ財団から助成金支援を受けている。)
この検査は、深鼻孔技術を使用した迅速なCOVID検査で、
ゲイツ氏とソロス氏は、最も必要とするコミュニティーに「手頃な価格の最先端医療技術へのアクセス拡大する」ため、
少なくとも4,100万ドルの投資を行った。
この製品は、新型コロナ無症状感染者への利用を目的としている。
迅速な、いわゆるイムノクロマト法は、Covid-19の早期アラーム(閾値)スクリーニングを提供し、
世界中で、店舗、バー、スポーツイベント、職場を再開するための支援として使用されている。
無症状であっても、感染させる恐れがあり、他者へウイルスを移す可能性がある。

英国では、Covid-19が正式に診断される前に、
イムノクロマト法Covid検査の2回目のテストで確認する必要がある。
十分に投資を回収できる背景が整い、巨大なビジネスに発展させるのだろう。

財団の手は、どこまでも広がり、繋がっているのだなあと思った。

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ワクチンパスポートは、独裁医療と皮下監視社会の始まりに過ぎない

21日付レプブリカ紙の記事見出し

Covid、自宅で患者を監視するためのスマートブレスレット:BariとFoggiaでのテスト
見た目が時計に似た、プーリア州で制作されるこの製品は、
さまざまな生物医学センサーが内部に構成され、着用者のバイタルパラメーターを検出し、
衛星または地上のジオロケーションシステムと通信するという2つの機能を兼ね備えている。

心拍数、体温、血中酸素濃度(SpO2)、心電図(ECG)を監視し、

そして、それらのデータは検査医師にリアルタイムで送信される。

さらに、収集されたすべての情報は、人工知能アルゴリズムを介して、
疫学分析および予測モデルの開発のために「g-nous」によって処理されることとなる。
8月から導入されるワクチンパスポート提示義務は、国民の行動を国民に監視させるシステムで、政府にとっては楽ちんなシステムである。

非常事態という名の下、政府は様々な制限を強いることができる。
ワクチンパスポートと、デジタル化された個人の病歴を紐づけることもできれば、
ワクチンパスポートによる強化が十分でなければ、
近い将来、どこへいくにも、スマートブレスレット着用が義務づけられる可能性も無いとは言えない。


パンデミック、非常事態という言葉と同時に、監視の対象が、体外から、体外と体内という二つに変わった。

キャッシュレスなどによるデジタル化、
行政の電子化、
オンライン教育
進むスマート技術導入が持つ、もう一つの顔
監視社会。

これまでは、その指が何をクリックしたか、
何をいくらで購入したか、
どこへ行ったか、
などが、監視の対象だった。

パンデミックでは、
お店の入り口、病院の待合室で、
長距離バスや特急列車乗車前の体温測定が当たり前となり、
個人がワクチンに対してどんな考え方を持っているのか
私たちの皮膚の下にあるものが監視されるようになる。

人間の感情も、心拍数や血圧として数字で表れることを考えると、
どういった情報を見た時に、人がどのように反応するか、それらの数字をモニタリングすることで、
感情と思考という皮下の動きも、監視することができるわけである。

そうすることで、国にとって不都合な意見を持つ者を、マークすることや、
ワクチンパスポートが、ワクチン、さらに社会信用度をチェックするシステムとなり、
国が望んでいることを行うと、移動の自由やその他の特典が与えられるようになる、
というシステムにとってかわることも、十分に想像できることである。

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実現が近いAI社会は、人間をより自由そして幸せにするのだろうか

SF映画などに出てくるAI・ロボット社会というのは、
何十年も先の話ではなく、
その多くが、すでに実用可能となっている。



このビデオは、CGかどうか、あるいはCGと実在ロボットをミックスしたものかわからないけれど、
ソーシャルディスタンスが重視されるパンデミック社会では、
医師や看護師などが自らの危険を冒すことなく、
注射できるという意味では、とても実用的なロボットの利用方法だろう。

だからと言って、政府と大企業が、医療のプライバシーを侵害したり、
デジタル監視状態を作ることを許可することとは、全く別の話である。


イタリアでも土曜日、ワクチンパスポート義務付けに反対を示すデモが各地で行われたが、
接種者、非接種者に関わらず、
彼らの多くが、今すすめられている医療独裁が、人間としての自由を奪い、
もはや、人間らしさが必要とされない、
高い効率性と従順性だけを追い求める社会へと、移行してゆくことに対する
大きな懸念の意思表示なのだろう。



Al ruolo di fuorilegge ci sono abituata. Più si cerca di imbavagliarmi, anatemizzarmi, scomunicarmi, più disubbidisco, più mi irrobustisco.
Oriana Fallaci

私は、無法者の役割に慣れている。
私の喉を詰まらせ、嫌悪の対象として呪いをかけ、破門しようとすればするほど、
私は、より一層逆らい、より一層力強くなるのだ。

オリアーナ・ファラチ(イタリアの女性ジャーナリスト、作家、政治インタビュアー)


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#ワクチンパスポート義務 #イタリアのデモ #人間らしさを問う #行動の自由のため犠牲にする本当の自由
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