ファウチ氏：新型コロナ感染者、ワクチン接種者とワクチン非接種者では、同じウイルスレベル

”ワクチン接種を受けた人が感染すると、ウイルスを感染させる可能性があることを明確に示しています。”

イタリアでは、Huffingtonpost.itや、イタリア主流メディアANSAなどが、ファウチ氏の発言を報道し、

やっと公の場で言及された。(日本ではまだ報道されていないようです)

過去の記事

ワクチンパスポートに思う、体外そして体内を監視する社会
昨日のつづき。。。”嘘”も繰り返えして言えば、真実になる大衆は小さな嘘より大きな嘘の犠牲になりやすい。とりわけそれが何度も繰り返されたならばアドルフ・ヒトラーこれまで、政府は、”接種は、個人だけの問題ではない。全体のために接種を！”という言葉を使って、連日、接

このファウチ氏の発言は、これまでのドラギ首相の発言に、相反する。

（不明確の裏側にある、明確な裏側。）

この発言を含む同じ内容の記事が英語でも上がっていたので、以下全文翻訳。

（カッコ内）は、私が補足したもの。

“Same virus level in vaccinated and unvaccinated positives”
“The Delta variant is totally dominant in the US. The picture has completely changed: the level of virus in vaccinated people who become infected, a rarer event that can occur, is exactly the same as the level of virus in unvaccinated people” who are infected. These are the words of Professor Anthony Fauci, consultant immunologist… Continue reading “Same virus level...

米国では、デルタ変異株が完全に優勢となっている。

状況は完全に変わったのだ。

”発生は稀ですが、感染したワクチン接種者のウイルスレベルは、(感染した）ワクチン非接種者のウイルスレベルとまったく同じです。”

これらは、アメリカ大統領ジョー・バイデン氏の免疫学コンサルタント、アンソニー・ファウチ教授の言葉である。

アメリカにおいて、ワクチン接種者にも屋内ではマスク着用を推奨するという、米国疾病対策センターの新しいガイドライン発表後、数時間にわたって、いくつかの機会でこう述べた。

MSNBCとの最初のインタビュー、特に「All in with Chris Hayes」という番組で、ファウチ氏は「明確なデータ」について言及した。

「2か月前、ワクチン接種を受けた被験者の粘膜のウイルスレベルは大幅に低下しました。

現在、デルタ変異体は状況を完全に変えました。」

と科学者は述べる。

その後の「モーニングジョー」という番組とのインタビューにおいて、ファウチ氏は、状況についてより広く触れた。

「2か月前、CDCは、ワクチン接種を受けた人々は屋内でマスク着用しなくても良いと述べました。今、ウイルスが変わるという、一つの変化が起こったのです。

CDCが、立場を逆転させたわけではありません。

以前（マスクしなくて良いと）推奨した時は、主にアルファ変異株に対してでした。
ワクチン接種を受けた人は、陽性となっても、ウイルスをほとんど感染させなかったでしょう。

現在、向き合っているのは、より伝染性の高いデルタ変異株です。
最新データは、ワクチン接種を受けた人が感染すると、ウイルスを感染させる可能性があることを明確に示しています。

そのため、ガイドラインが変更されました。」

とファウチ氏は述べる。

「ワクチン接種を受けた人は、たとえ陽性であっても、入院したり、死に至る可能性は低いです。

しかし、ワクチン接種を受けた人が感染した場合、

主に、虚弱な人やワクチン接種を受けていない子どもに感染させる可能性があります。

私たちは、そうやって感染した人が重症化したり、死という事態にしたくないのです。

新型コロナは、子どもたちの間で400人の死者を出しました。

子どもたちの感染は心配ないと、考えてはいけません。

たとえ病気の深刻化の可能性が低くても、子どもたちを保護しなければなりません。

ワクチン接種は、問題に対する、直接的な解決策です。

この国にはまだワクチン接種を受けていない人が1億人います。

彼らにコンタクトを取り、ワクチン接種させなければいけません」とファウチ氏は言う。

”デルタ変異株はここに出回っているのです。

ワクチン接種人口が85〜90％に到達した場合、デルタ変異株は、行く場所をほとんど失います。

ありがたいことに、ワクチン接種を受けた人は十分にいて、彼らの間に感染の波はありません。

人々が気付いていないのは、ウイルスの循環速度が高いほど、ウイルスにさらに変化する機会を与え、デルタ変異株より悪質な、ワクチン接種では手に負えない変異体発生リスクを冒すことです。 ”

以上

政府は、ワクチン接種がもとの生活に戻るための唯一の手段というけれど、
本当に元に戻す意図などあるのだろうか?

そんなに戻りたいような生活だっただろうか?
そもそもそれ自体が、目指すべき目的なのだろうか?

このファウチ氏の発言の中にある、接種者が感染した場合の子どもへの感染を懸念する声は、
以前から、イタリアでも専門家が唱えていた。

何故、アメリカに言われてからしか、イタリア主流メディアは取り上げないのだろう?

子ども(12歳以下)の保護とは、ワクチン接種を意味するのだろうか?

膨らむ疑問の中に浮かび上がる、自分で問いかけて見えてくるものを見つめてみる。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

まだまだ暑さが続きますので、皆様ご自愛くださいませ。

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