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De Donno氏は、医療界のタブーを破った。
書かれていないルール。
De Donno氏は、医療界のタブーを破った。
書かれていないルール。
それらを守らない場合、非常にひどい形で終わりを迎えることなる。
破滅させることを目的とした、ソーシャル運動が与える打撃。
主流メディアではないけれど、トム ハンクスなどの命を救ったプラズマ治療が注目されるようになってからこれまで、この治療とDe Donno氏を取り巻くニュースを追って記事を書いてきたアッファーリイタリアーニより。
主流メディアではないけれど、トム ハンクスなどの命を救ったプラズマ治療が注目されるようになってからこれまで、この治療とDe Donno氏を取り巻くニュースを追って記事を書いてきたアッファーリイタリアーニより。
De Donno氏の自死の何故:科学界とソーシャルに殺された
以下翻訳Poma di Mantovaの主治医であった、Giuseppe De Donno氏
穏やかで寛大な人柄、それでいて徳の高い人物が自ら命を断つ、
深刻な何かが、取り返しのつかない形で、私たちの社会に忍び込んている。
昨日の午後、彼はMantova州Curtatoneのアパートで遺体となって発見された。
2020年のコロナ禍の真っ只中、Covidによる死者が止められないかのように思えた時、
De Donno氏は、最初に50人近くの人命を救い、次にプラズマ治療で約100人の命を救った。
先月彼らの病院で、死者が何人であったかと尋ねたとき、
「1か月で死者はいません。データは素晴らしい。治療に効果はありますが、誰も知りません。」と彼は答えた。
イタリアそして世界を襲った壊滅的な状況の中、死者が出ていないということは、世界に衝撃を与え、
全ての全国紙とテレビが報道した。
このニュースは、当時の米国大統領ドナルド・トランプにも届き、プラズマ治療について
「現在使用できる最も迅速な治療法です。Covid-19から回復したすべての人に、治療ー35%の患者で改善が見られたーに使用するプラズマを寄付するよう呼びかけています。」と語った。
しかし、今後の視野と希望は、同時に科学界の一部から、非難と圧力となり、
ばかげている、ずさんであると断言する声が上がり、
それらは、治療は高すぎる、危険だ、実際に効果はない、適切ではない、州の医者が何を望んでいるんだ、というものだった。
誰が通報したのかわからないが、最終的にはプラズマ治療はカラビニエリ(憲兵)のNASの捜査対象になった。
De Donno氏を軽蔑する、体系化されたソーシャル運動が始まり、インフルエンサーをさくらに使い、彼を笑い者にし、ますます暴力的な作戦が繰り広げられた。
「昨夜(ニュースを知って)動揺した私たちは、マントヴァの彼の何人かの同僚に電話をしました。」
彼らの一人が私たちにこう答えた。
「DeDonnoは医療界のタブーを破りました。書かれていないルールというものが存在し、。
それらを尊重しない場合、非常に酷い形で、終わりを迎えることになります。
病院勤務の医師は、大学の研究者のように研究を行うことはできません。
病院勤務の医師は、38時間勤務に自身を捧げた後、研究を行い、結果を得ることはできないのです。」
致命的な打撃は、国立衛生研究所がプラズマ治療に捧げた実験でした。
延期や、約束どうり勧められないなど、計り知れない待ち時間の後、研究は結論に達します:プラズマは機能しないと。
(ご冥福をお祈りします。)
1か月前、De Donno氏は、Pomaを辞任し、Porto Mantovanoで、一般開業医として新たに仕事を開始した。
この選択は、これまでと、同じ調子で、笑い物にされることとなる。
「このことを知ったとき、私は少し震えました。
こんなにもずーっと戦ってきた臨床医という地位を、こんな形であきらめるなんて!」とマントヴァの同僚医師は説明する。
「これらのソーシャル運動が彼を滅ぼしたのです。
彼は、自分に注がれた数々の毒に耐えることができなかったのだと思います。それらの人々には、良心がありません。
彼らは、あらゆる種類のことを口にしましたから。」
これが、ソーシャルメディア上に出回る憎しみが導く結果である。
多かれ少なかれソーシャル運動が無理強いすること、
それは人の信頼性を損なわせるため、破滅するまで、多数の人が一個人を攻撃するという、お金をかけることなく個人へ行う攻撃とひどい言葉の嵐という致命的な組み合わせである。
彼に対する批判は、正当化されることはなかったが、
現在、世界のより大規模な病院において、
まさに、プラズマ治療に由来する、モノクロナール抗体のCovid治療への採用が語られている。
「涙が溢れて止まらない」とISSの研究者は、落胆の心中を明かす。
「ショックで、残念でたまらず、心が痛みます。これは、あまりに馬鹿げた酷い(merda)状況です。彼は命を奪われた3番目の研究者です」。
と、(2019年3月5日)テヴェレ川にかかるポンテデッラムージカ橋から身を投げ自死した、劇症型白血病の研究で世界的に有名になった血液学教授であるフランチェスコ・ロー・ココ(63歳)を思い起こさせる。
De Donno氏は、敢えて、公に述べられているものと矛盾することを行なったため、攻撃され、屈辱を与えられ、軽蔑された。
多国籍巨大製薬企業や政府によってすでに計画されたもの以外の方法を探すことはできなかった。
翌日、国営放送Tg1、Tg2、Tg3は自死のニュースすら伝えるとはなかった。
(ネットでは国営RaiNewsだけが他社より2日遅れ、29日、De Donno氏の自殺について報道している。)
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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#新型コロナプラズマ治療の父 #コロナ禍で命を救ったイタリア人医師
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