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夜勤と乳がん 乳がんは職業病と認定 フランスの判決

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「乳がんは職業病」/先例となるフランスの判決 2023.03.28
"Cancro al seno è malattia professionale"/ La sentenza francese crea un precedente 
Cancro al seno: in Francia riconosciuto come malattia professionale, creando un precedente che potrebbe aprire le porte ad una nuova legge.
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・フランス労働裁判所が、乳がんが職業性疾患、すなわち労働関連疾患と認定、新たな労働法の制定につながる判例が生まれた。

・2年前に退職した看護師、現在61歳のマルティーヌさんが、
乳がんと、1982年から2009年まで勤務した非常に多い(ちょうど873回)夜勤との一致を認めてもらうために、自分のケースを訴えた。
そして、医師と弁護士で構成される委員会を経て、その結果、裁判所は彼女の意見に全面的に同意した。


・全国労働組合の調査結果によると、元看護師の乳がんの背景には、交代勤務や、とりわけ夜間勤務など、さまざまな要因があった。
これは、医療衛生研究所も強調していることで、「夜勤は、閉経前の女性で、特に影響度が高く、被曝期間が長い人において、がんのリスクを高める」、
また、「交代制勤務への暴露は、乳がんの統計的に有意な増加と関連している」と指摘している。


・がん研究振興財団によると、同様に「シフト勤務は心拍リズムの乱れを誘発し、体内時計の変化や免疫防御の低下に寄与する」と、フランスの新聞「Le Parisien」を引用している。



2.国際がん研究機関(IARC)が定める 発がん性リスク


2007年、WHOの関連機関、国際がん研究機関(IARC)が、
発がん性リスクが二番目に高いグループ(2A)と定めた、交代勤務(シフト勤務)。

(癌を発現させる蓋然性(probability)に基づくのではなく、その特性(capability)についての根拠の十全さに基づいていることに、留意すべき wikiより)
かなり長いリストで、他にどんなものが2Aにカテゴライズされているか、
目を通してみた。

グループ2A(ヒトに対する発癌性があると考えられる、化学物質、混合物、環境)
・アクリルアミド(ポテトチップスなどジャガイモ菓子、クッキー、クラッカー、コーヒー、ほうじ茶、コロッケ、餃子など多くの食品に含まれるもの)
・紫外線A
・ディーゼルエンジンの排気ガス
・フッ化ビニル

など、比較的知られたもの以外に、

・赤肉
・アドリアマイシン(抗がん腫瘍剤 ドキソルビシン)
・美容・利用に従事
・工芸ガラス製造に従事
・65℃以上の熱い飲み物

など、今回初めて知ったものがあった。


そして、2Aを含むグループ2の上のカテゴリー
グループ1(ヒトに対する発癌性が認められる (Carcinogenic)、化学物質、混合物、環境)
・アスベスト
・ヒ素
・カドミウム
・放射性ヨウ素被ばく
・太陽光暴露
・煙草の喫煙 受動的喫煙環境
など、認知度が高いものから

・更年期以降のエストロゲン療法経口避妊薬の常用
・タモキシフェン
・アルコール飲料
・加工肉
・中国式塩蔵魚
・靴製造あるいは修理に従事

など、ここでも初めて知ることが沢山あった。

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3.乳がんと発がん性物質


続いて、国際がん研究機関のサイトに記載されたがん部位別分類の一覧表にある、
”乳房”の部分を見てみる。

ヒトで十分な証拠がある発がん性物質
アルコール飲料
ジエチルスチルベストロール
エストロゲン・プロゲストゲン経口剤
避妊具
エストロゲン・プロゲストゲンの更年期
併用療法
X線・ガンマ線

ヒトで限定的な証拠がある発がん性物質
ディルドリン
ジゴキシ
閉経後のエストロゲン療法
エチレンオキシド
夜勤の仕事
ポリ塩化ビフェニル
タバコの喫煙


4.夜勤勤務者への補償


人の命を救け、治療を支えて下さる、看護師さん。
そして、夜勤者を支える、深夜営業飲食店や24時間営業に携わる夜勤者。

ナショナルジオグラフィックの記事
に考えさせられる見解があった。

・福利厚生先進国デンマークでは、20年以上、週に一回以上夜勤従事し、その後乳がんを発症した看護師に対して、国が労災認定する形で、金銭的補償を行っている。

・労働者の2割以上が深夜業に従事する日本でデンマークと同様の補償を実施した場合、必要とされる税金は想像もつかない。夜勤による健康被害を幅広く捉えると、がん以外にも生活習慣病や眠気による交通事故など多岐にわたることから将来的に巨額の社会保障費を要することは想像に難くない。


・夜勤手当は深夜に従事する負担に対して会社が任意で支払っているもので法律上の規定は無く、中長期的な健康リスクに対する「保険」や「補償」ではない。
現在は夜勤で体調を崩しても個人的な健康問題として済ませ、何らの補償も行っていないが、本当にそれでよいのか? 料金や商品価格に上乗せする形で企業と消費者が負担すべきか、それとも電力や交通も含めて否応もなく受益者となっている国民全体でその一部を抱えるべきなのか(つまり税金)、真剣に考える時期に来ているのかもしれない。


日本に比べ、深夜営業や24時間営業活動は少ないものの、
同じく夜勤勤務を強いられているイタリアの看護師さんたち。

今回のフランスでの判決が、
イタリアの労働条件改善につながることを願う。

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