Grazie🌼
🎸Summertime and the living is easy...🎶
今年もまた、サマータイムヘ。
米国ではサマータイム廃止が上院通過し、今後下院通過、大統領署名されれば、来年から冬時間がなくなる。
欧州でも廃止の案が数年前から上がっているが、パンデミックで更に議論が延期。
廃止の主な理由は、管理コストがかかること、睡眠という健康への影響。
再び、心地よい暖かさが戻って来た。
朝一番、ベランダのハーブに水を遣る。
今年は、明らかにおかしい事が一つある。
本格的な雨が、ほとんど降っていない。
正確には、去年の秋から、降っていない。
元々、水が多くはない土地、
夏期の断水は、毎年頻繁にあることだけれど、
今年は、冬に入っても断水が続いている。
今冬、イタリアの降雨量は平均よりマイナス80%、積雪量マイナス60%と、
過去65年で、最も深刻な状態とのこと。
このままだと、夏には給水車が要請されるという声も。
ドロミテや他の地域でも、すでに山火事が発生したり、
各地の川も、真夏のように干上がるなど、北部は特に深刻なようだ。
南北逆転したかのようhttps://www.today.it/ambiente/siccita-nord-italia-cause-conseguenze.html よりお借りしました。
10年前、米国に暮らす知り合いから、アメリカの一部地域では2030年から気候離脱が進むと聞いた話を思い出す。
私が気候難民という言葉を目にするようになったのも、この頃。
2030年という響きは、遠い先であるように思えたけれど、後8年。
地球生命の時間でいうと、8年は0.00001秒以下の差。
新興国では、随分前から、気候移民が生まれている。
辻褄が合わない人間の行為を、
自然は反動という形で辻褄を合わせようとする。
災害は忘れた頃にやってくる、と言うが、
最近は、忘れる間もなくやってくる。
"最後の木が死に、
最後の川が毒され、
最後の魚を獲り終えた時に、
人はようやく、お金は食べられないということに気づくのだ。
北米先住民クリー族の言葉"
飲める水でトイレを流す先進国の暮らし。
資源を大切にするため、
蛇口からの水は、鉛筆程の太さで十分
お米の研ぎ汁は、植物の栄養水
など教えて頂いた事を日々実践。
一個人の取り組みなど、たかがしれている。
それでも不足を嘆く前に、出来る事を実践しておきたい。
世界的な経済危機を前に、"金"を買う人も増えているらしい。
金も貴重だが、水の方が貴重に思える私。
土と太陽と水が行う錬金術。
勢いよく育ち始めたコリアンダーを摘みながら、
菜種梅雨という季語が合わなくなってきた、地中海を眺め、雨を待ち焦がれる。
- 関連記事
-
-
腐る不自然さ と SDGsの不都合な裏側 2022/06/19
-
拾えないゴミより短い、 人間の寿命 2022/06/04
-
明らかにおかしいこと💧 2022/03/28
-
これから建設場所が特定される、イタリア放射性廃棄物処分場候補地リストに関する新たな変更 2021/04/14
-
政府は、言ってくれないこと 2021/04/07
-
スポンサーサイト
コメント