下を向いて採む、野草
上を見上げて取る、木々の新芽。
🍇ぶどうの葉を使った、
この時期の柔らかいぶどうの葉をさっと茹で、
ご飯やブルグル(小麦由来)を包んで巻く、一口お寿司のような食べ物で、
ギリシャ、ブルガリア、ルーマニア、トルコなどでは、
ファーストフードのように、デリカデッセンで売られている。
初めてブルガリアを国鉄で旅した時、
ソフィアからプロヴディフの線路沿い、
共産主義の面影が残る、朽ちた灰色の建物が流れる景色を眺めながら、
これを食べたことを思い出す。
ギリシャなどでは、この時期の葉を塩漬けにしたものが売られているので、
年中見かける食べ物。
家庭で作る場合は、柔らかい葉がでてくる
この時期ならではの季節の一品となる。
包むご飯は寿司飯ではないけれど、
ぶどうの葉は少し酸っぱいので、
我が家では、ぶどう葉寿司と呼んでいる。
今回は、ご飯の代わりに、黍を使ったヴィーガンバージョン。
異国で出会った、世界のレシピたち、
少し旅の気分に浸りながら、春をほおばる。
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