土曜日から、
Erasmus(エラスムス)のフランス人学生グループがやってくる。
エラスムスとは、
オランダの人文主義者で神学者のロッテルダムのエラスムス(1466/69-1536)が、
異文化を理解するために数年間ヨーロッパ各地を旅したことにちなんで名づけられたプログラムで、1987年に設立された。
欧州における学生の流動化の促進を目指すもので、
EUが主導する高等教育運営の枠組みでもあり、
その一例として、
欧州の大学生が、法的認可された他のEU諸国にある大学への留学機会の提供がある。
これまで、
数か月滞在したブルガリアのルームメートが、Erasumusの大学生であったり、
CS(カウチサーフィン)を通して、我が家で受け入れていた女子もErasumusだったりと、
個人的な経験はあるけれど、
今回は、受け入れる組織側として、
プログラムを考え、準備する活動に参加している。
これまで経験したことのない分野で、
どういう風にプログラムを作り上げ、オーガナイズするかなど、
学びというのは、つくづく尽きないものである。
今回、10~20代のフランス人学生グループが参加するのは、
7日間隣町に滞在し、
この町、隣町で企画された活動やイベント、お祭り、パエストゥムなどの観光地を巡るプログラム。
今日はそのため、ウェルカムセンターともなるオフィスをお掃除。
そのあと、
せっかくのあるのに、これまでうまく利用しきれていない大きな木のテーブルや、
家具を移動し、
よりしっくりゆく空間に変えてゆく。
そして、心地よさ、アットホームに感じる飾りつけにとりかかる。
とはいえ、
これといった装飾品がないので、
元々棚や倉庫にあったもの、
捨てる予定だったもの、
無用だったものを使い、
自由に創作。
無いから作る
非常に、クリエイティブなアイデアを生む
この愛すべき作業!!
Letiziaが、
干乾びかけ、コンポスト行きとなっていた、
山吹色のレモンを棚に置きだす。
捨てる予定だった柳の枝を、
なぜか一本しかなかった、新品の真っ赤な靴ひもでまとめて束にし、
無造作に三脚にして、立ててみる。
簾があったので、
玄関の小さなスペースの壁伝いに配置し、
オリエンタルを吹き込む。
椅子を置いて、
小さな一人読書空間ができあがる。
会議が終了したので、
今日はここまで。
明日に続く。。。
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