窓に広がる日常風景、2000m級の山、
その中腹にある栗の森で、
山祭りが行われた。
当日、午後の出発まで、時間があったので、
”音楽とリズム”という子ども向けのワークショップのため、
カスタネット作りにとりかかる。
使い終われば、ごみ。
ごみって、結局のところ、
自分の頭の中の定義にしか過ぎない、
そんな大きなインスピレーションを頂いた。
誰にでもできるカスタネットづくりから、
まずはインスピレーションを実行に移してみる。
前日、プロギング(歩く+ごみ拾い)でみつけた、
大きなオレンジと、深いピンクのペットボトルの蓋。
大きな蓋、ビビッドカラーの蓋は、そんなに頻繁には見つからないので、
楽しいカスタネットを作ろうと、アイデアが広がる。
カットしたダンボールに蓋を貼り付けたあと、
表面に絵を描くため、水彩絵の具を取り出す。
なんとなく、”部族(トライバル)”な要素を加えたく、
鉛筆で、好きなヤモリを書き出す。
こちらもリサイクル初心者向け、手作り楽器、シェイカー
(サプリの入れ物に、小石・豆・お米などを詰め、デコレーションすれば出来上がり。)
これらの小さなリサイクル楽器と依頼された3つのジャンベを乗せ、
車は村から村へ、
谷を降り、また山を登り走る。
秋には栗収穫祭が行われる村だけあって、
左右の車窓に、立派な栗の木とシダが広がる。
午後3時過ぎ、目的地に到着。
気温は30度少し超え、それでもやっぱり厳しい真夏の太陽のもと、
影が少ない500mほどの道を進むと、
岩肌がむき出しになった山の下に栗の森がみえてくる。
左手に
やわらかい黄緑色の栗いが、
右手に
天日乾燥中の牧草ロール(トラクターで刈り取られ、機械で円柱状に集められた牧草の大きな塊)が、点々とおかれた畑
を通りかかった時、
先に到着していた友人が私たちを呼ぶ声が、聞こえてくる。
ヤモリを通じた小さなつながりへと続く。。。
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