

抗がん剤と聞くと、副作用がつらい化学療法をイメージしがちだけれど、
抗がん薬、タモキシフェンによるホルモン治療で、耐え難い副作用を経験する人もいる。
副作用の一つ、目に関する症状。
視覚異常症状に関しては、発症率5%未満ではあるものの、
異常を感じたら、放っておかないよう気を付けたい。
〈本文より〉
現在のところ、網膜症は不可逆的変化と考えられており、薬剤を中止しても視力の回復は望めないとされている[引用文献(2)]。タモキシフェン服用中は定期的に眼の状態を確認し、何らかの症状が認められた場合には早急に眼科受診を勧める必要がある。そして先週見た、もうひとつ気になったニュース。
これまで乳がんホルモン治療により、更年期障害が発現するも、更年期障害のためのホルモン治療を受けることが出来なかった乳がん患者なども、この新しい非ホルモン治療を受けることが可能になるかもしれないとのこと。
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