電車でつり革を持つ際、
疲れた顔をして、前に座る方に気を遣わせないように
家でそう言われた。
つり革を持って、
くるくるしながら眠ることもあった
部活帰り、
だから、その言葉に反抗もした10代。
誰かに、感情的な荷物を背負わせると、
自ずと自分に返ってくる
そんな意味だったのかしら
振り返る時、
そう思うことがある。
天から下に降りる雨
地から上に伸びる草
それぞれが、注意深くバランスをとり
不足と過剰を調整しているかのよう。
毎年、
満席の車窓から見た
桜の移り変わり。
惜しまれて去るのが花
謙虚さ
プライドを手放し、
フクザツさを、シンプルさに
衣替えできたら。。。
地中海にて
散りゆくアーモンドの花。
テラコッタ瓦をカタカタさせる
春の強風に屈する花びら。
難なく
花吹雪
心に舞い落ちる。
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