空模様も温度も、
クレイジーに変わる、狂った三月、
Marzo Pazzo(マルツォ:3月 パッツォ:狂った)
三寒四温のイタリア語表現とでもいえるだろうか。
連日の雨、
心のビタミン、太陽(ほんまに必要なビタミンD^^♪)が不足している日、
いつもと違う、エメラルドグリーンの傘に手が伸びる。
あえて白黒つけるのを避けているかのような、
グレーな心の空模様に差し込む、
緑、安堵感。
”竿だけ~、こうもり傘修理~”
子どもの頃、移動販売の軽トラから流れていた声。
一番最後に利用したのは、20年前。
イタリアで傘修理が出来ず、日本に持ち帰った時の事。
あの時、立ち寄ったイタリア傘屋の店員さん、
まじまじと傘を眺めたあと、
”これは、修理できないなぁ。。。
日本製か、、、イタリアにはない技術。日本の傘はすごいね。”
そんなやりとりを懐かしく思い出す。
帰国後、移動販売のおじさんを訪ね、その修理時間、10分ほど。
今でも使っている、母の形見の折りたたみ傘。
そして5年前、また折れた傘骨、
すっかり見かけなくなった移動修理トラック。
そんな時、日本のホームセンターにて、傘修理グッズを見つける。
ありがちな傘の不具合は、
素人でも、簡単に直せる便利グッズ。
さすが、世界に広がった言葉、もったいない精神発祥の国。
狂った消費、使い捨て社会。
ねずみ色の世界に差し込む
エメラルドグリーンな空間。
使い捨てない社会へ
ようこそ。
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