🖼️ Maya流イタリア日常

卵の値上がり 中絶 と オムレツ

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肉でも魚でもない 卵。

連日、日本のニュースが伝える、その値上がり。


卵にも季節がある

雌鶏飼育経験者は、知っていることだが、
鶏は、年中卵を産む生き物ではなく、
冬の間は、全く産まなくなったりする。
(年中生ませるための工夫は存在する。知り合いは、寒い冬に温かいご飯を与え、冬季も生ませていた。)

私も、市場の農家の方から再び卵が買えるようになったのは、
数週間前から。


卵がお見舞い品だった、
お好み焼き屋さんに、卵持参で買いに行った(持ち込む方が安いので)、
そんな昭和の話を思い出す。

当時の値段は、一個10円。
現在の価値では、一個100円ほどになるだろうか。

大量生産によって、値段が下がるも、
集中家畜飼養環境が、感染症発生の一因となり、値段が上がる。
(肥料高は続くも、供給不足は一時的だといいのですが。。。)


卵に関する 著名人の言葉


鶏とは、卵から卵を作るための道具に過ぎない。
(イギリスの小説家 サミュエル・バトラー)

ジェノバの市場にて。
”卵一個、50リラ(当時の感覚で50円)? 信じられないわ!”
”シニョーラ、卵一個が、鶏の半日分の労働に値すると考えれば、
信じられないだなんて、言えませんよ。”
(イタリア人コメディアン ジノ・ブラミエリ)

なぜ、人間だと中絶*なのに、鶏だとオムレツになるのかい?
(アメリカのコメディアン ジョージ・カーリン)
(*生物学的には、排卵でもあるけれど、ジョークなので^^♪)



卵の幾何学と建築

卵は、お尻から作られるのに、
完ぺきな形をしている。
(イタリアの美術家 ブルーノ・ムナーリ)

自然界で、最も強い構造の一つ、鳥の卵。

フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のクーポラ設計者
ブルネレスキ。(ルネサンス時代の建築家)

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クーポラ設計が、アイデアとして称賛されるも、
まだ建築技術がなかった中、建築計画の契約が進む。
ブルネレスキは、自然の研究に、その解決策を求めた。

割れやすい卵だが、握りつぶそうとすると、割ることが出来ない。

放物線状の曲線が、力を接線方向に分散させ、
このような形状に驚くべき耐荷重性を与えることを発見する。

この特徴は、
現在も、アーチ、橋、ドーム型として、建築に活かされている。

また、卵が持つ宗教的な意味合いも、ブルネレスキの思考に影響を与えたと言われている。
卵は錬金術の第五元素である精神の象徴であり、
卵はキリスト教では”永遠に続く聖なる精神”の比喩とされてきた。

復活祭のイースターエッグにも、
死後の世界における、再生のシンボルとして、
古代エジプト王の墓に、貴金属で作られた卵が収められたことなどに由来すると言う説がある。
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もうすぐイースター。よくお世話になっている、Cristaldiさんのサイトよりお借りしました。


殻だって、使い切る

卵の値段が高いなら、
余すことなく
使い切る。




卵の殻からつくる、カルシウムサプリ(人、四つ足家族用)


(プラスチックのミルサーは傷がつくので不向き)


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