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🖼️ Maya流イタリア日常

蜂の巣革命 世界ミツバチの日

🐞Welcome🐞

5月20日は、
私たちの食料供給において重要な受粉を担う、
ミツバチ、スズメバチ、蝶、テントウムシ、クモ、爬虫類、鳥類、ある種の哺乳類など、
すべての受粉媒介者の重要性を認識し、食の安全と保障を考える
🍒🍒🍒🍒🍒🍒🍒🍒世界ミツバチの日🍒🍒🍒🍒🍒🍒🍒🍒

最近初めて知ったこと👇
ハチだけの仕事と考えられていた花の受粉作業、夜間に「ガ」もやっていた - ナゾロジー
デンマークAUはこれまでハチの作業と考えられていた花の受粉作業を、夜間「ガ」が行っていたと発見。温暖化に伴う調査で、知られざるガの夜勤シフトの実態が偶然発覚しました。
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https://nazology.net" target="_blank" style="display: block;" rel="noopener noreferrer"> ナゾロジー




1.受粉の経済価値


世界の主要農作物115種のうち、約70%が動物/昆虫による受粉の恩恵を受けており、
受粉に直接関連する世界の農業生産は、2350億ドルから5770億ドルの経済価値と推定されている。

「イタリア自然資本の状況に関する報告書」によると、
イタリア農業地域における受粉作業の経済的評価は、年間約30億ユーロにのぼり、
世界の野生顕花植物の88%(約308,000種)の繁殖は、少なくとも部分的には動物/昆虫の受粉に依存しているとのこと。

花粉媒介者の中で最も数が多いのはアピス属、
世界で実に2万種以上、そのほとんどが野生種。
最もポピュラーなのは、学名Apis mellifera、世界的にはイタリカ・ミツバチとして知られる家庭用ミツバチで、
受粉だけでなく、ハチミツ、ビーワックス、プロポリス、ロイヤルゼリーの生産にも結びついている。


2.蜂群崩壊症候群


近年、養蜂家はハチのコロニー数減少と個体数減少という深刻な事態に直面している。 
この現象は、巣箱の過疎化または蜂の死滅として知られ、2003年以来養蜂家から報告されており、蜂の採餌のピークと重なる春に集中的に発生する。

ミツバチのコロニーの健康と生存に悪影響を及ぼす要因として、いくつかの可能性が指摘されている。

生息地の破壊、劣化、断片化、景観の単純化、草地や生け垣、ヤーン、雑木林の排除、集約農業
病原体(ウイルス、細菌、真菌)や寄生虫(主に昆虫やダニ)による攻撃(バロアダニ(Varroa destructor)、アジアスズメバチ(Vespa velutina)、小型巣虫(Aethina tumida)などの侵略的種を含む)
気候変動、 養蜂の文化的・商業的変化
そして最後に、農業で作物保護、害虫駆除、都市部や都市近郊での雑草駆除に使われる農薬、害虫やコロニー病原体と戦うために巣箱で使われる化学物質への曝露が挙げられる。


3.持続可能な養蜂、パーマアピカルチャー


パーマネント(永続性)+アグリカルチャー(農業)を合わせた
パーマカルチャーという言葉。

パーマアピカルチャーは、パーマネント+アピカルチャー(養蜂)のこと。(アピ=蜂)

養蜂家の仕事を円滑に進め、ミツバチの生活環境を犠牲に生産量最大化を第一の目的とした従来の養蜂とは対照的に、
パーマアピカルチャーはミツバチの自然な生息環境を再現することを目的した方法。

この方法によるミツバチの巣は、ハニカム(蜂の巣)の高さが高いことが特徴である。
巣枠は原則としてシンプルなスラットに置き換えられ、その上にミツバチが自然に巣を作るようになり、ハニカムには従来の養蜂と同じ枠が使われることが多い。
そのため、採餌蜂や働き蜂の数が増え、寒い時期に蜂たちが巣箱の中で暖を取ることができ、冬の蜂蜜収穫量が減少する。

また、ミツバチの数が多いことは、巣箱の掃除、古いワックスの交換や除去、巣箱の防御など、巣箱内のさまざまな作業にも有利に働く。
巣の中のハチミツや花粉の量も多く、内部の通気性も良いので、蜂の子の発育に重要な要素になる。

パーマアピカルチャーでは、巣を動かさず、巣を弱らせる糖分給餌も行わないし、
従来の養蜂のように害虫駆除も行わない。
それは、巣を、自らのバランスを保つ”一つの生態系”と捉え、
巣の点検は、コロニーの代謝と発達を妨げると考えられているためである。

もともとミツバチの栄養素である蜂蜜、
冬を越すために不可欠なハチミツ貯蔵量の管理も基本的なポイントである。
巣箱の枠を入れ替えたり、枠の数を減らし蜂群の凝縮を避けるため、
パーマアピカルチャーでは、この時期、ハチミツは採取しない。
なぜなら、採取と言う人的介入は、ハチによる自然な越冬準備を変えてしまうけれど、
ハチが巣の中でハチミツを分配すれば、巣の保温性を高く保てるからである。


養蜂場の慣行農法や有機農法からパーマアピカルチャーへの移行は、
繊細なプロセスで、時間を要するため、経験豊富な養蜂家に従うか、少なくともそのうちの一人と協力することが望まれる。
特に最初の数年間は、移行に伴って蜂蜜の生産量が減少する可能性が非常に高いが、
これは自然淘汰の通常のプロセスの一部である。
結局のところ、従来の養蜂のように弱い巣箱を維持することにこだわるのは自然なことではないし、現在の状況ではハチがますます病気になるかもしれない。

しかし、養蜂家にとって、パーマアピカルチャーが、必ずしも収入減を意味するわけではない。
カラブリア州のプロ養蜂家で、パーマアピカルチャーに転向したラヌッチョ・トゥロッラ氏の経験がそれを裏付けている。
「以前は、10キンタルの蜂蜜を生産し、1kgあたり4.5ユーロで販売していたけれど、
パーマアピカルチャーでは、1kgあたり10ユーロ(またはそれ以上)で販売することができる。」と彼は言う。

 èœ‚の巣革命は、ハチミツの生産量は少なくても、より高品質で、何よりも、地球の生態系バランスの基本である蜜蜂のような昆虫を弱らせることなく生産することである。


情報源:
Fragrance of TAO 地中海から綴る、タオ”永遠なるバランス”探し - にほんブログ村 
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